下塗りの重要性!!種類は?回数は?
2025.10.13 (Mon) 更新
皆様、こんにちは。
和泉市・泉大津市の外壁塗装・屋根塗装工事のロードリバースです(^^♪
目次
外壁塗装における下塗りの重要性とは?
種類・回数・見積もりで確認すべきポイント
外壁塗装を行う際に「下塗り」という言葉を耳にすることがあります。
実際に塗装工事の見積書を見ても「下塗り材」「シーラー」「フィラー」などと
記載されていることが多いですが、
一般のお客様からすると「下塗りって必要なの?」「どんな役割があるの?」と
疑問に思う方も少なくありません。
実は、この下塗りは塗装工事の中でも非常に大切な工程であり、
仕上がりの美しさや耐久性に直結するものです。
下塗りの役割、壁材との相性、下塗りの種類、回数の考え方、
さらに見積書で下塗りの記載を確認すべき理由について、わかりやすく解説していきます。
1. 下塗りの役割とは?
下塗りは、外壁塗装の「土台」ともいえる存在です。
通常、外壁塗装は「下塗り → 中塗り → 上塗り」という3層構造で行います。
その最初の工程である下塗りには、主に次のような役割があります。
接着力を高める
下塗りは外壁材と仕上げ塗料をつなぐ「接着剤」のような働きをします。下塗りをしないと、中塗りや上塗りがしっかり密着せず、剥がれや膨れの原因になります。吸い込みを防ぐ
外壁材はそのままだと塗料をどんどん吸い込んでしまうことがあります。下塗りを行うことで吸い込みを抑え、仕上げ塗料の発色を良くします。下地を整える
下塗りには凹凸を埋めたり、小さなひび割れをカバーしたりする効果もあり、平滑で美しい仕上がりにつながります。
つまり、下塗りをしっかり行うことが、塗装の耐久性・美観を守るうえで欠かせないのです。
2. 外壁材と下塗りの相性
外壁材にはさまざまな種類があり、それぞれに適した下塗り材を選ぶ必要があります。
誤った下塗りを使用すると、せっかくの塗装も長持ちしません。
代表的な外壁材と下塗り材の組み合わせを紹介します。
モルタル壁
ひび割れや凹凸が出やすいため、弾性フィラーを使用することが多いです。フィラーは厚みを持たせることができ、小さなひび割れを埋めながら塗装できます。窯業系サイディング
一般的にはシーラーを使用します。サイディングは吸い込みが激しい場合があるため、密着性を高めるシーラーが最適です。傷みが激しい場合は下塗りを2回行うケースもあります。金属サイディング・トタン
金属系の外壁はサビの発生が大敵です。そのため、防錆効果のある下塗り材(錆止めプライマー)が必須となります。これを怠ると、早期にサビが浮き出てしまいます。ALCパネル
ALCは非常に吸水性が高いため、浸透性シーラーでしっかり吸い込みを止めることが重要です。塗料の密着性を高め、耐久性を確保できます。
このように、外壁材ごとに適した下塗り材が存在します。
専門的な知識を持つ業者が、現地調査で壁の材質や劣化具合を確認し、
最適な下塗りを選定することが大切です。
3. 下塗り材の種類
下塗り材にはいくつかの種類があり、外壁の状態や素材に応じて使い分けられます。
代表的なものを紹介します。
シーラー
外壁に浸透して下地を固め、塗料の密着を助ける役割を持ちます。透明タイプと白色タイプがあり、サイディングやコンクリートによく使用されます。フィラー
厚みを持たせて下地を平滑にする塗料。特にモルタル壁に適しており、細かなひび割れを埋める効果もあります。プライマー
金属部分やシーリング材など、特殊な下地に使用する下塗り材です。密着性を高め、剥がれを防ぎます。錆止め効果を持つものもあります。微弾性フィラー
通常のフィラーよりも柔軟性があり、微細な動きに追従しやすい特徴があります。ひび割れが入りやすい壁材に適しています。
これらを適切に使い分けることで、外壁に最適な下塗りが実現します。
4. 下塗りの回数について
一般的に下塗りは「1回塗り」が基本ですが、
外壁の劣化具合によっては2回塗りが必要になることもあります。
通常のケース
下地が健全であれば、1回の下塗りで十分に塗料が密着します。吸い込みが激しいケース
外壁が劣化していると、下塗り材をどんどん吸い込んでしまい、表面に下塗りが残らないことがあります。その場合は2回下塗りを行い、しっかり下地を整えてから中塗り・上塗りに進みます。
このように、壁の状態に応じて柔軟に下塗り回数を判断することが重要です。
5. 見積書で「下塗り材」を確認する重要性
外壁塗装の見積書を確認する際には、
「下塗り材」がきちんと記載されているか必ずチェックしましょう。
「下塗り」としか書かれていない場合 → 具体的にどんな材料を使うのかわからず不透明。
「シーラー(メーカー名・商品名)」「錆止めプライマー(○○社製)」といった記載 → 信頼性が高い。
下塗り材は仕上がりや耐久性を大きく左右するため、ここが曖昧な見積もりは注意が必要です。
悪質な業者はコストを削るために下塗りを省略したり、
安価な材料を使ったりすることもあります。
いくら上塗り材が高価でも、下塗り材を間違うと台無しになることも。
見積書を確認することは、施工の品質を見極める大切なポイントなのです。
6. まとめ
外壁塗装の下塗りは、単なる下準備ではなく、
仕上がりの美しさと耐久性を左右する非常に重要な工程です。
下塗りは「接着」「吸い込み防止」「下地調整」の役割を持つ
外壁材によって適切な下塗り材を選ぶ必要がある
状況によっては下塗りを2回行うこともある
見積書に「下塗り材」が具体的に記載されているか確認することが大切
これらを理解しておけば、業者との打ち合わせや見積もりの確認の際に安心できます。
大切なお住まいを長持ちさせるために、下塗りの工程にもぜひ注目してください。
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