スレート屋根の種類とは?特徴と違いを詳しく解説
2025.12.19 (Fri) 更新
皆様、こんにちは。
和泉市・泉大津市の外壁塗装・屋根塗装工事のロードリバースです(^^♪
目次
スレート屋根の種類と構造を詳しく解説|
劣化症状・雨漏りの原因・正しいメンテナンスとは

日本の住宅で広く採用されている屋根材のひとつがスレート屋根です。
軽量で耐震性に優れ、コストパフォーマンスも良いことから、
多くの戸建て住宅に使われてきました。
しかし、スレート屋根は構造や種類を理解し、適切なメンテナンスを行わなければ、
劣化や雨漏りの原因となってしまいます。
今回は、スレート屋根の種類・屋根の構造・劣化内容・雨漏りの原因・メンテナンス方法
までを詳しく解説します。
スレート屋根の基本構造について
スレート屋根は、屋根材だけで成り立っているわけではありません。
実際には、以下のような層構造になっています。
スレート屋根材(表面材)
ルーフィング(防水シート)
野地板(構造用合板)
垂木・屋根下地
スレート自体は防水材ではなく、一次防水の役割を担っているに過ぎません。
実際に雨水の侵入を防いでいるのは、その下にあるルーフィング(防水シート)です。

そのため、スレートの劣化を放置すると、最終的にはルーフィングや野地板まで傷み、
雨漏りへとつながります。
スレート屋根の主な種類
① 化粧スレート(カラーベスト・コロニアル)
現在最も多く使われているスレート屋根が化粧スレートです。
セメントを主成分とし、工場で規格生産されるため品質が安定しています。
ただし、防水性能は表面の塗膜に依存しているため、
塗膜が劣化するとスレートが直接水を吸収し、劣化が加速します。
② ノンアスベストスレート(初期製品)
2000年前後に製造されたノンアスベスト初期製品は、耐久性に問題があるものが多く、
ひび割れ
欠け
層状剥離
といった症状が早期に発生します。
このタイプは塗装しても改善しないケースが多く、
カバー工法や葺き替えが必要になることがあります。
③ 天然スレート
天然石を使用したスレートで、耐久性は非常に高いものの、
重量とコストの面から日本の一般住宅ではほとんど使用されていません。
スレート屋根の劣化内容を詳しく解説
① 塗膜の劣化・色あせ
紫外線や雨風の影響により、塗膜は徐々に劣化します。
塗膜が剥がれると防水性が低下し、スレートが水を吸いやすくなります。
② コケ・カビの発生
防水性が落ちた屋根には水分が残りやすくなり、コケやカビが繁殖します。
これは見た目だけでなく、屋根材の劣化を加速させる要因となります。
③ ひび割れ・欠け
スレートは経年劣化により脆くなり、ひび割れや欠けが起こります。
小さな割れでも、そこから雨水が侵入する恐れがあります。
④ 反り・浮き
吸水と乾燥を繰り返すことで、スレートが反ったり浮いたりします。
この状態になると、屋根材の隙間から雨水が入りやすくなります。
スレート屋根で雨漏りが起きる原因
スレート屋根の雨漏りは、単純に「屋根材が割れたから」だけではありません。
主な原因は以下の通りです。
スレートのひび割れ・欠け
釘の浮きや抜け
棟板金の劣化・固定不良
ルーフィングの寿命切れ
防水シートまで達する長期放置の劣化
特に多いのが、ルーフィングの経年劣化です。

築20年以上経過した屋根では、防水シートが本来の役割を果たせなくなっているケースも多く、
表面だけ直しても雨漏りが止まらないことがあります。
スレート屋根のメンテナンス方法を詳しく解説
① 定期点検
築10年を目安に、専門業者による屋根点検を行うことが重要です。
目視では確認できない劣化を早期に発見できます。
② 屋根塗装
劣化が軽度な場合は、屋根塗装が有効です。
塗装により防水性を回復させ、スレートの寿命を延ばすことができます。

③ 部分補修
小さな割れや欠けは補修可能ですが、あくまで一時的な対処です。
全体劣化が進んでいる場合は根本的な解決にはなりません。

④ カバー工法・葺き替え
塗装ができない状態、または雨漏りが発生している場合は、カバー工法や葺き替え工事が必要になります。特にノンアスベスト初期製品では有効な選択肢です。

まとめ:構造と種類を理解したメンテナンスが重要
スレート屋根は、屋根材・防水シート・下地が一体となって住まいを守っています。そのため、表面だけで判断せず、構造全体を考えたメンテナンスが不可欠です。
屋根の種類・劣化状況・築年数を正しく見極め、
塗装
カバー工法
葺き替え
を適切に選択することで、無駄な工事を避け、住まいを長く守ることができます。
屋根塗装・外壁塗装では、少し聞きなれない用語が出てきたり、難しい用語に
不安になることがあるかもしれませんが、
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